お部屋探しは内見が重要?物件選びで失敗しないためのポイント
お部屋を選ぶ際、内見はとても重要です。なぜなら、写真や説明だけでは実際の状態がわからないから。この記事では、内見の大切さやチェックポイント、そして内見時の持ち物について解説します。自分に合った理想のお部屋を見つけるためのポイントを知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
お部屋に求める条件を明確にしておく
お部屋を探す際、重視すべき条件は多岐にわたります。まず、家賃の設定です。収入や生活費を考慮し、無理のない範囲で設定しましょう。
一般的には手取り収入の3分の1が目安とされますが、個々の状況によって柔軟に対応することが大切です。また、家賃の設定は後から上げることは比較的容易ですが、下げることは難しいため、慎重な決定が求められます。
次に、部屋の広さや間取りも重視すべきポイントです。世帯人数や生活スタイルに合わせて選びましょう。立地も重要で、交通の利便性や周辺環境を考慮し、快適な生活を送るための条件を確認するのがポイントです。
また、水回りの設備やセキュリティー面も見逃せません。バス・トイレ別やセキュリティー設備が整っているかどうかを確認し、安心して暮らせるかどうかをチェックします。そのほかにも、部屋の位置や初期費用など、自分の生活スタイルやニーズに合った条件をしっかりと把握し、満足度の高い住まい選びを心がけましょう。
どんな物件がいいのかわからない場合は、不動産会社で希望条件を伝えると、担当者が条件に合った物件をピックアップしてくれます。物件の目星がなくても条件が決まっている場合は、一度不動産会社に問い合わせしてみましょう。
内見の重要性やチェックポイント
お部屋を選ぶ際に欠かせないステップとして、内見が挙げられます。なぜなら、内見はインターネットや募集図面では得られない、実際のお部屋の状態や周辺環境などの情報を確認するための貴重な機会です。
内見を行う際には、まず全体の状態を注意深くチェックすることが必要です。床や壁、天井に傷や汚れ、そして臭いがないかどうかを確認しましょう。
また、クリーニングの状態も重要であり、室内クリーニングの前後での比較も行います。玄関や浴室周り、キッチンなど、お部屋の各所にはそれぞれ特定のチェックポイントが存在するのです。
玄関では靴箱の有無や玄関ドアの質をチェックし、浴室では水栓の種類や水圧、洗濯機置場のサイズなどを確認します。キッチンでは冷蔵庫置場や収納スペースの容量をチェックし、居住スペースでは音や臭いがないかを確認しましょう。
さらに、日当たりや周辺環境についても注意を払う必要があります。窓からの眺望や外からの視線、隣の部屋や外からの音に対する防音性や断熱性、そして周辺環境の治安状況などを確認しましょう。
ほかにも、共用部のチェックも見逃せません。清掃や管理の状況やセキュリティ、共用部の照明の明るさ、そして周辺の買い物施設や公共施設の位置なども内見時に確認する必要があります。
内見には約15分〜30分ほどが必要で、3〜4部屋を回ると2時間〜3時間かかります。入居審査の申込みをする場合には、さらに30分〜1時間の時間が必要です。
内見は時間と労力を要しますが、お部屋選びにおいて極めて重要なステップです。しっかりと時間を確保して、内見しましょう。
内見時の服装や持ち物
お部屋の内見をする際には、適切な服装と持ち物を準備することが重要です。以下では、内見時の服装や持ち物について解説します。
服装
内見では、採寸や動作が必要な場面がありますので、動きやすい服装を選びましょう。また、お部屋を複数見る場合や長時間の移動が予想される場合もあるため、快適な服装が重要です。
とくに、靴は脱ぎ履きしやすく歩きやすいものを選ぶことが望ましいです。運動靴などがおすすめです。
持ち物
まず、内見で見たお部屋の状態を記録するためのカメラです。スマートフォンのカメラでも充分です。
また、部屋のサイズを計測するためのメジャーや、間取りや設備の配置を確認するための募集図面も持参しましょう。さらに、内見で得た情報をメモするための筆記用具も必要です。
内見後に入居審査の申込みをする場合に必要なハンコと本人確認書類も持参します。これらの持ち物を準備して、内見をスムーズに進めましょう。
次に、場合によっては必要になる持ち物をみていきます。まず、内見時に履くスリッパです。不動産会社が用意する場合もあるため事前に持参が必要なのか確認しましょう。
次に、お部屋に照明がない場合や夜間の内見時には、安全確認や暗い場所の視認に役立つ懐中電灯があるとよいです。さらに、お部屋の方角や水平を確認したい場合はコンパスやビー玉、水平器が役立ちます。快適な生活環境を確保するために、温度や湿度を確認するための温度計も持参することもおすすめです。
これらの持ち物を準備して、内見をより効果的に行いましょう。内見時には、これらの服装と持ち物を準備して、スムーズにお部屋選びを進めましょう。
まとめ
お部屋探しにおいて内見は極めて重要なステップです。写真や説明だけではわからない実際の状態を確認するために欠かせません。
また、お部屋探しの際には自分に合った条件を明確にし、家賃や広さ、立地などを慎重に検討することが大切です。さらに、内見時には適切な服装と持ち物を準備しておくことも重要です。動きやすい服装や必要な持ち物を用意して、スムーズにお部屋選びを進めましょう。