賃貸物件における「敷金」と「礼金」とは?それぞれの違いや相場について解説!

       
公開日:2023/12/01  

敷金 礼金

これから賃貸物件で生活を送りたいと考えている人は、敷金と礼金の違いを知っておきましょう。敷金と礼金の目的が異なることや、敷金と礼金が無い物件があることなどを、今回の記事で紹介します。敷金や礼金を負担せずに済むと、初期費用が抑えられるメリットはありますが、デメリットもあるので安易に決断しないようにしましょう。

敷金と礼金の違い

よく混同されてしまう用語ですが、それぞれ意味が異なります。意味を知っておくと、業者とコミュニケーションを交わすのがスムーズになります。賃貸を借りる時に必ず聞く用語でもあるので、なんとなく知っている人も今一度知っておくとよいでしょう。

敷金とは

敷金は、家賃の滞納や原状回復費用の未払いなどが発生したときに備えているお金です。退居するときに、借主は原状回復費用などを支払いますが、その額を差し引いて返還されるようになっています。退居するときに、どの程度の費用を負担しなければいけないのか契約書の内容を確認しておきましょう。

礼金とは

礼金は入居するときに貸主に支払う謝礼的な費用で、敷金のように返還されることはありません。

敷金と礼金の大まかな相場

地域差や物件のタイプなどにより、敷金と礼金の相場は異なります。物件はとてもよいとおもったけど、借りようと思ったら予算を超える敷金と礼金だった、とならないように契約するときに内容を確認しましょう。

家賃の1~2か月分が相場

地域差はありますが、家賃の1~2か月分が相場となっています。ただし、物件のタイプによって違いがあるので知っておきましょう。ファミリー向けの間取りが多くて広い物件や、戸建ての賃貸物件は、3か月以上に設定している場合がほとんどです。

そして、犬や猫などのペット可の賃貸物件は、敷金や礼金がプラスされる場合があります。どの程度の費用を負担しなければいけないのか知りたいときは、契約時に業者の説明を聞いておきましょう。

また、インターネットなどで物件を検索すると、敷金や礼金について記載されているのでシミュレーションしましょう。

敷金と礼金が無い物件がある

初期費用を安く済ませたい人におすすめなのが、敷金と礼金が無い物件です。

引っ越しのときはある程度のまとまった費用が必要になるので魅力的ですが、短期間で退居したときは違約金を支払う、退去時のクリーニング代を負担するなどの条件が設けられているので、安易に考えすぎないようにしましょう。

敷金・礼金なしの賃貸物件を選ぶメリット・デメリット

ゼロゼロ物件と呼ばれる敷金・礼金がない物件ありますよね。普通に考えると余計な出費を抑えることが出来るので、お得な賃貸というイメージが沸くでしょうか。ここでは敷金・礼金なしの2つのメリットと3つのデメリットを紹介します。

メリット1 初期費用を抑えられる

仲介手数料火災保険料などを負担するだけで済むので、手元にまとまったお金が無い人におすすめです。敷金や礼金を支払うときは、初期費用だけで数十万円が発生してしまいます。

メリット2 手続きが簡素化される

短期間だけ入居したい人におすすめです。費用をできる限り抑えたい人は、入居期間中にどれだけの費用がかかるのかシミュレーションしましょう。

気に入った物件があれば入居手続きを行います。敷金と礼金が無いので、手続きが簡素化されています。すぐに入居したい人は、入居までスムーズに進められるのでおすすめです。

デメリット1 選択肢が限られる

敷金と礼金が無い物件は人気があるので、選択肢が限られてしまいます。空室情報を確認した後は、すぐに入居を申し込むために内見に出かけましょう。

また、ほとんどの物件が敷金と礼金が必要なので、どうしても敷金と礼金が無い物件で生活を送りたい人以外は、一般的な物件でも問題ないでしょう。

デメリット2 悪条件である場合が多い

築年数が古い物件やスーパーやコンビニまでの距離が遠い物件などが多くなっています。初期費用が抑えられるメリットはありますが、それだけを見て物件を決定するのは避けましょう。実際に生活を送るとストレスに感じるときがあるからです。

まず、築年数が古い物件では、最新の設備が導入されていない可能性があります。たとえば、浴室乾燥機やウォークインクローゼットなどの設備は、リノベーションしていない限り期待できないでしょう。

次にスーパーやコンビニまでの距離が遠いと買い物に出かけるのが億劫になります。すると外食や出前などで食事を摂るようになり、その結果食費がかかってしまうかもしれません。1人暮らしの場合は治安なども確認しましょう。

デメリット3 長期間入居すると原状回復を請求される可能性が高い

入居期間が長くなると、壁紙やクロスの交換、畳の張替えなどの原状回復が発生する可能性があります。とくに喫煙する人はヤニの臭いや汚れを取り除くために、費用を負担しなければいけなくなるでしょう。

すると退居するときに予想以上の出費に驚くかもしれません。退居するときは新居への引っ越し費用なども発生するので、ある程度のお金を用意できるようにしておきましょう。

まとめ

入居するときに負担する費用が少ないほうが良い人は、敷金と礼金が無い物件を選択しましょう。ただし、人気があるのですぐに満室になってしまう可能性があります。退居するときに負担する費用が少ないほうが良い人は、敷金と礼金を支払う物件を選択しましょう。相場は、地域差や物件のタイプなどにより異なるので、内容を確認してください。

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